MeshLab で 3D データを見てみよう

3D 編集・変換ソフトって沢山あるのですが、私が5年近く使っているソフトが MeshLab です。今日はこのソフトの説明をしたいと思います。

エンジニアに優しい GPL ライセンス

MeshLab は WordPress と同じ GPL ライセンスです。一般的に言うとフリー(無料)で使えるソフトウェアです。しかも、Windows 版と Mac 版の両方がありますので、OS が変わっても使えるところが魅力の一つです。ちなみに Linux 版もあります。

編集をゴリゴリは出来ないけど、変換やデータの微調整には最適

正直、編集をゴリゴリやって、3Dデータを作るんだ!となると MeshLab は使えないレベルのソフトウェアなのですが、シンプルに OBJ ファイルから PLY ファイルに変換するなどの時に簡単に使えます。

例えば、メタバース空間に 3D データを持っていこうとした時に 3D データ容量が大きいので少し粗くなるけど小さくしたい場合などに比較的簡単にフィルターを使うことで微調整することができます。

以前は中々アップデートしなかったのですが、最近は頻繁にアップデート

私が使い始めだった頃(2017年頃?)は中々アップデートをしていなかったので、大丈夫かな?いつか使えなくなったりしないかなと思っていたのですが、2020年ぐらいから年に数回アップデートするようになって、使いやすさも良くなってきています。

インストールは簡単

Windows や Mac にインストールする場合はMeshLabのダウンロードページからそれぞれの OS に合ったデータをダウンロードしてきます。厳密に言うとトップページの真ん中ぐらいですね。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、後はウィザードに従って、インストールしていけば終わりです。
MeshLab の日本で復旧しない理由の一つとしては、GUI などが日本語対応はしていないと言うところでしょうか。ただ、3D の専門用語はほとんど英語なので、利用するのに特に困ることはないかなと思ったりします。ただ、3D初心者にはちょっと敷居が高いかもしれませんが、色々な 3D データを閲覧することが出来るので、非常に重宝するソフトウェアだと思います。

サンプル 3D データもサイトで配布

サンプルに含まれている sub.obj データ

3D データに興味はあるんだけど、3D データって特に持ってない!と言う人にも MeshLab のサイトでは Sample 3D データが配布されています。

例えば、左にあるのは[sub.obj]と言うサンプルデータです。子どものオモチャの潜水艦みたいものです。

データとしては粗いですが、色々と触ってみることのできるデータになっています。

まずは、閲覧や変換用のソフトウェアとして MeshLab を紹介しました。
次の機会にはゴリゴリに 3D データを触ることのできる blender の紹介をしたいと思います。
ちなみに、私はあんまり blender を使いこなすことができないので、自分の勉強も含めて触ってブログ記事に書いていこうと思います。www